090926[bx1][bx2]扁桃体と「パーソナルスペース」
090926[bx1][bx2]-1 amygdala; personal space
Personal space regulation by the human amygdala
心理学基礎実験,別の班では「パーソナルスペース」の実験していそうですが...
何かのネタになるでしょうか。
両側扁桃体損傷患者(症例S.M.)では,同性の被験者が近づいてくるときの
最も好ましい距離は0.32±0.02m
(20名の健常対照群では0.76±0.34m; range=0.44-1.52m)。
もっと近づいても,「全然不快ではない」というratingをするらしい。
これとは別に,健常者8名を対象にfMRI実験も行われていて,
スキャナのすぐ近くに実験者がいると感じているときに(「遠くにいる」と比較して),
両側扁桃体の賦活が見られる,というデータもともに。
扁桃体がパーソナルスペースを調整している?
特に「これ以上は近寄らないで」側への。
*
amygdala...personal space...autism..連想的に気になりましたが,
すでにこんな記事やこんな記事もありました。
*
personal space / extrapersonal space
あるいは
personal space / peripersonal space / far space
という
neuropsychological / neurophysiological 研究の方で
どちらかといえばおなじみな分類でいうところのpersonal spaceじゃありません。
社会心理学的な方の。
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Commentaires
表紙もごらんあそばせ。
http://www.nature.com/neuro/journal/v12/n10/covers/index.html
パーソナルスペースと言えば,
すぐこれを連想しますわな。
Rédigé par: m0ch1 | 26 sept. 2009 20:57