第33回日本神経心理学会総会第1日
やる気を見せて朝7時台の電車に乗ったものの,プログラム・予稿集を家に置き忘れる...
到着してすぐプログラムを買う(2,000円)。
午前の一般演題セッションは,
「前頭葉症状」→「半側空間無視」(後半)→「失認」(前半)→「失行」...と,
私としてはきわめてオーソドックスな会場に。
特別講演~ランチョンセミナー~総会の間はちょっと脱出して,
「オアゾ」丸善に。
校費購入で7冊選定(うち1冊はお持ち帰りであとは配送)。
会長講演は「Luriaとロシア学派」。
会長先生のお話はやや難しかったと思うのだが,
「抑制過程重視」と「力動的★局在論」ということについて,歴史的背景から
なんだか少しわかった気がする(だってちゃんと読んだこと,やはりあまりありませんので)
継次/同時処理のこととか。「力動的」の意味とか。機能系とか。
★心理療法の「力動的」とはイミが全然違います。
☆たぶん我が国においては,会長先生の教室は相対的に「テスト」に力点が置かれていると
思われているんじゃないかと思いますが。Luriaはきわめて「定性的」な人だった,という話。
特に,Luria-Nebraskaというテストバッテリーがアメリカで作られたときに,
Luria先生はだいぶネガティブ評価だったという話は印象的。
(実際のところ,これをそのままバッテリーとして使っている人なんて見たことないんですけどね)
シンポジウム1「大脳皮質正中内側部構造(Cortical Midline Structure)の謎」
狙いはよくわかります。注目されていて,
かつこれまでシンポで扱われたことのない脳領域ですから...
なかなか面白くて勉強になることもありましたが,
シンポジスト6人中4人が終わったところまで会場におりました。
...全体討論は(時間的に)ありましたか?
どうまとまった/まとまらなかったのでしょう?
前にも書いたかもしれませんが,私の学会デビュー(本当の第一弾)は
本学会第18回(1994)総会(川越)でありまして,
かれこれ16年目なんだな~
3回ほど出席していないだけなんだな~
と,しみじみする。
*
明日はまた朝から出動予定です...
どこまでいましょうか。
*
10月の札幌学会のことが現実的に気になり出した。
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Commentaires
本日はお疲れ様でした。シンポジウムは5/6までおりました(6番目の話を他所で既に聞いたことがあるため)。あれをまとめ上げたとしたら、司会の先生は達人だと思います(見てないので知りませんが)。
明日は特別講演が楽しみです。
Rédigé par: kob | 24 sept. 2009 23:19
お。勤勉なkob先生でもそういうことがあるのですか(笑)
30分くらいは「延長戦」されていたのでしょうかね。
Rédigé par: m0ch1 | 25 sept. 2009 05:53