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24 sept. 2009

一冊だけお持ち帰り/「バイブル」的?

丸善にて選定で一冊だけお持ち帰り指定したのは
アナログ研究の方法』(杉浦義典先生著)。


私が今でも,以前のように「臨床心理学演習I」という授業科目を担当していたら
必ずや教科書に指定するでしょう。

学部生・院生が「研究として」臨床心理学的テーマを扱おうとするなら,
こういう路線・こういう方法論がむしろ王道路線・ファーストチョイスであるべきであり,
そういう方法論をこそしっかり学習するべきであり,
むしろこの時期には「必要不可欠」なんだということが
当たり前のこととなる日がやってきてほしいと,
切に切に願っています。

目次を眺め,あと
「はじめに」と「序章」しかまだ読んでいないのだけれども。

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Commentaires

神経心理学でも「アナログ研究」はもっとあってもいいと思っています。
この本にも,第3章の一部(p.96~)に紹介されていますが...

かゆいところに手が届く感いっぱいです!

Rédigé par: m0ch1 | 25 sept. 2009 05:57

読み終わりました。


むしろ基礎系心理学の研究者にも(にこそ)お薦めしたい。
どのように「人のお役に立てる研究」ができるか,を
考えるときにヒントになるんじゃないでしょうか。


たぶん
「『心理臨床』(←「臨床心理学」,じゃない)の世界にいる,と思っている方々」
には,ウケはいまいちなんでしょうなぁ...

研究法シリーズの1冊ですから。
「研究」をしたくなったときには有用だと思います。介入研究を含めて。

Rédigé par: m0ch1 | 30 sept. 2009 08:30

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