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12 oct. 2009

「お茶の間の脳科学」と「現場の脳研究」の違い

脳科学の真実』(坂井克之)という本を買う。

じっくり読みましょう。

書名の「脳科学」は,たぶんお茶の間側を指すコトバです。


 *


お茶の間脳科学本にはさっぱり関心がなく(本屋でパラパラしたらわかるっしょ),
学生さんにどこそこに書かれていたと聞かされても???なことが多いのですが,
実はこれだけはちょっと気になっている。どうしたら「脳的」な話ができるのかと。
しかし恥ずかしくてとてもじゃないけど買えない。
誰か買ってしまった人がいらっしゃいましたら,読み終わったら貸してください。

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07. INTERESTING 【興】」カテゴリの記事

Commentaires

読み終わりました。
オススメです。
第三章や第四章なんかは特に。

『前頭葉は脳の社長さん?』
『心の脳科学』
といったすばらしい著書をお持ちの先生ですけど,
それはタイトルとして
 ◎「脳の擬人化」的 だったり,
 ◎書名に(「脳研究」ではなく)「脳科学」と入れることで,
  「脳科学」ブームにいささかはのることになり
結果として,売り上げに貢献し社会に影響を与えているているところも
あるのではないかと思います。
(先生の意思・意図がこれらのタイトルにどのように反映されているのか,
 その経緯は存じ上げませんが)

この本で批判的に検討を加えられている事項に当てはまる部分も,
ないわけではないのかなと。

脳研究に限らず,科学と社会の関係について
あれこれ考えさせられました。

Rédigé par: m0ch1 | 17 oct. 2009 14:59

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