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09 nov. 2009

091109[mz3]比較楽観主義(楽観性バイアス)は自己呈示動機による

091109[mz3]-1 self-presentation; comparative optimism
Examining self-presentation as a motivational explanation for comparative optimism.

「私は,他の人よりもネガティブな出来事を経験することは少なく,
 ポジティブな出来事をより多く経験するであろう」と考える傾向を
比較楽観主義(comparative optimism)☆,あるいは楽観性バイアス(optimistic bias)という。

この楽観性は,自己呈示(self-presentation)動機に基づいてなされるのかどうか。

→5つの実験でそれを支持するような結果が得られている。

 *

つまり,人は,

好ましいアイデンティティイメージを他者に映じたいという自己呈示欲求によって
楽観的な態度を「演じて」おり,そのために比較楽観主義/楽観性バイアスにつながるのだ,
 
という話。


楽観性も「演じられている」そうなんだ。


でも,いつでもどこでも誰にでも楽観主義的にふるまうわけではなく,
accountability demandsが少ないときには,
という留保がつくようです。

そりゃそうだわな。
アカウントしなきゃいけないときに,むやみに楽観的にしているわけにはいきません。

(→社運を賭けた一大企画を進めるか止めるか,のようなビジネスの意思決定をするときに,
  ただ楽観的な予測だけでは会社を傾けるかもしれないでしょ,
  といった例を思い浮かべました)

 *

☆comparative optimism,インターネットでちょっと調べたらこういう訳がついてましたが
 定訳かどうか不明。
 くらべる,というアクションに力点を置くならこの「比較楽観主義」でいいと思うけど,
 くらべたらこう違う,という状態に力点を置くなら,「相対(的)楽観主義」という
 訳もありでしょうか。

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