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12 nov. 2009

研究室研究会(院生)091112

前半は近況報告会(?)つーかこの1週間のことをちょっとずつ。


後半は論文紹介で

秋山学・竹村和久 1994 不快感情と関与が意思決定過程に及ぼす影響 
 実験社会心理学研究 34(1) 58-68.

実験による研究で,
10種の選択肢から1つを選び出すプロセスについてあれこれの測度をとり,
不快/中性(by 臭いの有無) × 関与度(高低) によって影響を受けるかどうかを検討。

自分が思ったところ。
・中性感情×低関与における再検討回数のデータ部分を説明できていない?
・反応時間が長くなることにはふたとおりの意味があるような。
 じっくり選択する or 不快感情による情報処理の妨害?
・不快情動は嗅覚的に与えているが妥当か?他の感覚刺激でもいいだろうし,むしろ適切か。

あとディスカッションで覚えているところ。
・ふたつの選択肢じゃない場合のこと。A or B だけじゃなく,「どちらでもない」「選択しない」とか。
・「なすべきC」と「なすべきD」の優先順位づけのような。
・あるタイムスパンにおける,より重要なEと,それより低いFに「どのように手をつけるか」;
 Eが先かFが先か。 つまり,好物を先に食べるか後にとっておくか,のようなニュアンス。


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