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17 nov. 2009

平成22年度卒論折衝第七号案件

続けてもうおひとり。

私も最近ちょっとそれらしい行動をしたのですが,
状況やら状態によってはしがちな,「とある行動」☆を,どうかという。

「とある行動」についている名称から,十分にパーソナリティの「あの特性」との関連を
推測できるわけだけど,ホントにそうなんでしょうか/それだけなんでしょうか。
ご関心のその1は,「とある行動」を導くメカニズムの解明(特性要因とか状況要因とかコミで)。

ふつう人はその「とある行動」を,ある状況のときにしがちだと思われていて,
それはその行動を行うことが,ある状況に対して何か良い点があるからだと思われる。
しかし,どういう点に良いところがあるのか,いまいちはっきりしていない。
「とある行動」をとった後の状態について,まだわからないところがある
(簡単に考えればふたとおりあって,それらの効果は相反する)。
ご関心のその2は,「とある行動」をとった後の状態像に関して。

先行研究も調べたみたいだけど,心理学領域ではそんなに多くないらしく,
むしろ別の領域で。かつ,その「とある行動」を誘引する仕組みをあれこれ考えているらしい。
心理学領域で考えると,あまりポジティブな風ではなんだけど。


私の方からは,
関連するけど全然別な,ある心理病理的状態をご紹介したり,
臨床心理学領域では,「あの特性」→別の種々の行動,という研究ならいっぱいあるなあ
というようなことをお話しする。
また,話しあっているうちに,「とある行動」自体も複合概念なんじゃないかという気がしてきた。
具体的に例を挙げて考えてみたら,案の定,
私にとっては「とある行動」に含まれるけど,その折衝人にとっては含まれない,というのが
浮かび上がってきた→とすると,その辺の予備調査みたいなものも必要だろうか。


存在することは明らかだけど,実態としてどの程度のものなのかわからないので,
調査してもよし,
工夫すれば実験的にもいけそうだし。

☆:この相談のあと,TwitterのTL流し見てたら
  まさにそれのことが書かれたつぶやき(というかリンク)が出現してびっくり。

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