平成22年度卒論折衝第三号案件
昨日に引き続き。夕方。
1) 「あることをすることが,その状態を改善する」
という巷にあふれる言説か,もしくは
2) 「その状態は,身体状態に影響を及ぼす」
というこれまた巷にあふれる研究をやってみようと。
前者に関しても後者に関しても,いくつか文献にあたってから来た様子。けっこう!
しかし,特に後者に関してはいっぱい研究があって,
「では自分が何をしようかというところで立ち止まり」←大変健全
基本的に前者について話し合ってみる。
「あることをすること」は実験的にやらざるを得ないけれど,その考慮すべきポイントが山のように
あって,いくらでもできるし,領域も複数考えられる。
「その状態」も,もう少し手垢にまみれたそのワードではなく,少しひねり必要。
最後の方で,他にはないのと尋ねてみたら,
3) 「ある精神疾患」に関心があるとのこと。ご本人的には介入に関心があるようだが,
ダイレクトには難しい。卒論ですし。
この路線で行くとすると,そのままの「ある精神疾患」では扱いづらいので,
まずは「症状中心アプローチ」に頭を切り換えていただき,
アナログスタディもあるんだわという情報をさし上げ,
さらに1) と組み合わせることも可能かも,と話は流れ,
仮説らしきもの,を書き出してみるところまで。
雑談的に,
「ある歌なり曲なりを聞いてそれを口ずさんだりしてしまうと,
しばらくエンドレスに/間歇的に繰り返されるのは」どうしてなんでしょうね,ということも。
パーソナリティみたいなのも関係するんだろうか。個人差ありそう。
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Commentaires
お気遣いいただいて,対面ではなくメールで続きの報告を受け,
それにお返事したところ。
今回新たにご提案のアイデアは,
「自己経歴に由来する必然性」,
つまりあなただからこそその研究をすることの必然性は高い。
そして,研究の意義や「貢献」もあると思う。
しかし,1年間の卒業研究として,また心理学の卒業研究としては
ちょっと困難が大きいかもしれない。
実現可能性の見積もり,という話。
(あと,私が,という点においても)
もうちょっと戻って,
少しばかりヒントになるかもしれないことをお伝えする。
Rédigé par: m0ch1 | 27 nov. 2009 15:33