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20 nov. 2009

平成22年度卒論折衝第十号案件

昨夜この卒論のことである先生とメールでやりとりしていましたら
このお申し出メールが届き,本日さっそくお会いする。


私が3人目,とのこと。ひとりめの先生からの示唆らしい...そういう方は他にもいましたね...
(で,私の後に本日もうひとり別の先生に会うお約束があるらしい)


「◆◆すぎず◇◇すぎない適度さ」ということを研究したい。
持参された論文は質問紙で某特性をはかるものであったけれど,
それ(ともうひとつの尺度との組み合わせ)によって群分けして,
パフォーマンスをみるような実験をしてみたいと考えておられる。

   おお,また実験ですか。。。

私たちはふつうに「ベストなパフォーマンス」という言葉を使うけれど,おうおうにして,
ある側面ではベストだけれど他の側面からベストじゃなかったりすることもある。
で,今回の折衝案件では,
そういう複数の側面からみた意味での「ベストとはどういうことか」,を探ることになるんだろう。

ふだんの生活でそういうのが求められるような状況を模した実験タスクを
上手に設定できれば面白そうだなと思う。そこが難しいんだけど...
ということで,テーマそのものより「どんなタスク」「どんなパラダイム」でやるかを
しばし一緒に考える。
タスクの負荷のこととか,
研究に関連しそうな,ある有名なコンセプトとその実験パラダイムについて,とか。
(知りたいことをより明瞭にできる可能性がある)

あと,その尺度自体が3つの下位尺度から構成されているのだから,
群分けはどう考えるの?とか,
それぞれの下位尺度に関わりそうな,
いくつかのフェイズからなるタスクにしうるか,とか。

また,基本的には個人内で考えればよい研究ですが,
発展的には,周りに人がいるときには...ってのも考えられるでしょう。

領域的にはひとりめの先生(&4人目の先生)のところでも,
ふたりめの先生&私のところでも,どちらでもいけそうです。

そうなんですが,
コンテンツ的には「第三の領域」も十分絡むところなので,
その第三の領域の先生方おふたりの名を挙げて,
そこにも行ってお話うかがってみたらと「振り向けてみる」。

いずれにしても,卒業後どうなりたいかコミで,お決めください。


 *


関係なさそでありそな,「偏り」とその原因について,少しおしゃべりする。
そして,キャッチフレーズの作り方のうまさを,少しほめる。


 *


私は自己評価的には◆◆傾向があり,◇◇は高くない人間です。
どうも◆◆のほうはあまり周囲の人にそう思ってもらえていないようですが。
かといって,◇◇であると思われている風もなく。
じゃあなたのいう適度になるんだろうか?

◆◆と◇◇は正反対の概念なのかどうかも,これを書いていて思いはじめた。
そしてそれは自己と他者で異なる見方がなされることもあろう。

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Commentaires

「十一号案件」のお伺いもあって予約成立。 来週火曜日に。

Rédigé par: m0ch1 | 20 nov. 2009 19:48

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