研究室研究会(院生)091203
パワー切れつつあるんで,後日書きます。書いた(12.04更新)。
前回今回とパターン化?
● 「真の悲観者」って何ですか?
・ 修論の構想と,考え中のことと,お話を聞く。
・ もちろんあわせて「対処的悲観者」とか「方略的悲観者」のことも。
でもさ,こういう言い方は素質的悲観性とか素質的楽観性と混同されやすいよね。
どういう方略をとりやすいか,ということを指し示すからそれでいけないことはないんだけど。
・ それで,そのあたりのことを整理していくと,「真の悲観者」ってなんなんだということが
どんどんわからなくなってくる。
先行研究でそうとされている人々のカテゴリーのままではいけないんじゃないかと。
・ ある問題に対してどのようにアプローチし,成功/失敗するか,という枠組みで,
そのアプローチの仕方,認知方略を対処的悲観とか方略的楽観とかいうわけだから,
「それらをうまく使い分けている人」,「どちらも使えない・使い分けられない人」
というカテゴリーがあってしかるべきだ。
あえてその方略で,という意識というか意図が,定義上不可欠なはず。
・ 課題を与えてパフォーマンスを見ようという実験をするなら,むしろその想定されている
プロセスの,いくつかの部分を妨害するなりして,結果がどのように変化するのかを
みるという方法も考えられよう。仮説まで導かれた。
・ 素質(楽観性/悲観性)×結果(良/不良)でカテゴライズする,という発想もあった。
・ 発表者とは別のホワイトボード描き人(書記,みたいな)の構図は面白かった。
次回以降もやっていいんじゃない。当番制とか。
(今日はなぜか,ホワイトボードの有用性があちこちでactivateされていた日)
・ iPhoneでホワイトボード写真記録したけど,今日はアップしないでおこう;なぜなら↓
・ 仮想的な敵が近く(けっこう東京)にも遠く(京都とか)にもいるわけで(笑)
敵ははっきりしていたほうが,いいよね。
遠くの方からは,もしかしたらダイレクトにこちらにツッコミが入るかもしれませんけど。
● その,海外学会発表 アブストラクト英文の直接的比較検討
・ そういう展開になるとは思っていなかったのだが,
彼の作成した文章と,私の修正...というかだいぶ「作成」した文章の直接対比検討。
・ タイトルは私がとらせてもらいました。
・ コンテンツは,もちろん研究内容はひとつのことですから,どう英語的に記載するかの問題で,
あれこれつっこんだ議論から,ケアレスミスのことまで,メンバーの意見。こうしたらああしたら。
・ 案外勉強になるな。
毎度学会発表の時に(国内学会であっても),全員英文アブストラクトを作ってもらおうかしらん
(→そうすると,いやでも半ば強制的に英語論文読まなきゃいけないでしょ?
コンテンツはもちろん,形式的なところにも注意を配分していただいて)
● 「修士論文考察」
・ あー,早いですよね。これまでの数年の経験から鑑みるに。
・ 折れ線グラフ4×4の16枚の図が載ったA4の紙をあれこれ眺めながら,
そこから言えることやらそこから考えることなどど。
・ 先行研究と比較すると,異なる部分があれこれと見いだされるので,
その点を中心にていねいに考察。
あらたなコンセプトを導入すれば,うまいこと説明されるのかもしれないという「説明」。
→たしかに。 それは「活動志向性-状態志向性」★ということ。
・ で,レジュメ作った当の本人の疑問点やら余談まで。
・ まあなんつうか,先行研究に精通してますわね。論文読むの好きでしょう。
・ ★ 次の研究のタネにもなるんでいいんじゃないかと。
・ ★ その日本語版尺度(原版もそうなのか?)の不思議なつくりについて。ややこしい。
・ ★ そのコンセプトがどういう経緯で出てきたのかを後でこっそり聞いてしまう。笑
・ 内に向かうとか,外に向かうとか,なんだか似たようなことを考えている人たちが
何人もいるんだなあと,あらためて認識。
ベクトルという見方に加えて,
資源(の量),そして資源の配分の問題でもある。
*
ではまた,日曜日にそろって会いましょう。
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Commentaires
日付の間違いを修正...
なんでそんなところを間違えていたのかしら。
Rédigé par: m0ch1 | 07 déc. 2009 09:34