09心理学方法論3(心理専攻)「神経心理学」(その2)&途中の会議
先週に 引き続き。続きと認知リハのこと。
朝のお目覚めをすっきりさせるために,tapping spanの実習。
(被検者よりも検査者の能力が試されるようなタスクなんで。)
いつもの資料を使って,こんな神経心理学検査ありますよを軽く紹介しながら,
私の「専門中の専門中の専門が何なのか」をお伝えする。
SDMTの実習もする。
ちょっと時間があったので,金曜日の授業の残りプリントをさし上げて
軽くneuroanatomyの話もする。達筆な「つ」の左右反転文字を書いて内側面を今日も描く。
(私の研究室の上学年の院生さんで,私がさし上げたもののうち,
このプリントだけを大事に持っているという話を聞いたことがある←それだけかい。
そういえば研究室研究会で近頃は全然ニューロへの拡張がみられないのは残念)
昼休み→→→隣の建物で会議。朝作った資料をもとに用務をこなす。
続けざま(といっても15分弱遅れ),次の時限スタート。
認知リハビリテーションの基礎みたいな話をする。
受講生の皆様のお立場上,
ふつうの心理相談・カウンセリング(のイメージ)との相違点にアクセントを。
私が思うに,
・ 「気づき」・「病識」をはっきりしてもらうこと
・ 目標については「協議」する
・ ニーズ最重視(逆に,ニーズのないところに力点置かない)
・ できるところに目を向ける(「リソース」っていう考え方に近い;
けど個人内の能力のstrengthなところに力点がある)
ってあたりでしょうか。
そういう発想に慣れていると,ふだんから「どうしてそこでそう考えるのか意味わからん」
状態がときどき発生することになる。
いま「基礎系」におられる皆様にも(関心があれば)入ってきていただけるようなきっかけを
さし上げられたなら,上出来なんですが。
*
今週で,この授業の今年度の私の担当分は終了。
またどこかで会いましょう。
チョイスしてくれた場合のお題も出しておいた。
短くコンパクトに,800字から1200字(A4用紙1枚)で願います。
*
授業の後,予告通りに,予定していた相手と「名刺交換」した。
ほんとにオレンジだったうえに,期せずしてケータイ番号が記されていた。
お礼と言ってはなんだが,郵便番号について指摘しておいた。
名刺交換マナーが,私の方がなっていなかった...
↑ま,おかしな話ではありますが。
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