100111[bx2]あいまいな状況で相手の心を読むこと
「読む中身」と「あいまいさ」は別。
別の脳領域で処理。
100111[bx2]-2 mentalizing; ToM; social cognition; uncertainty
Mentalizing under Uncertainty:
Dissociated Neural Responses to Ambiguous and Unambiguous Mental State Inferences
(おーぷんあくせすあーてぃくる)
先行研究ではそのあたりがきちんと分けられていないから統制して実験してみたfMRI。
中身の方は,"belief"scenariosか"preference"scenariosか。
ambiguous > unambiguous → MPFC(dMPFC, vMPFC)に曖昧さの主効果
belief > preference → 右TPJに内容の主効果
preference > belief → vMPFCに内容の主効果
(いずれの領域も,ambiguity × content interactionはみられない)
"theory of mind"とか"mentalizing"とかsingle mental operationじゃなく,
状況・文脈に応じて必要なところを柔軟に使い分けている。
*
論文の内容とは直接関係ないけど,
そういう"mentalizing under uncertainty",ふだんの生活で
よく経験している(「読まされている」)ような気がするし,また
自分も経験させている(「読ませている」)のかなあなんて思ったり。
「 01. BRAIN 【脳】」カテゴリの記事
- 神経心理学演習12-10(2012.05.22)
- 神経心理学演習12-9(2012.05.22)
- 神経心理学演習12-6(2012.05.08)
- 神経心理学演習12-5(2012.05.08)
- 神経心理学演習12-08(2012.05.15)
「 03. ARTICLES 【篇】」カテゴリの記事
- 120724[mz1] Cogn. Ther. Res. 36-4(2012.07.24)
- 神経心理学演習12-10(2012.05.22)
- 神経心理学演習12-9(2012.05.22)
- 神経心理学演習12-6(2012.05.08)
- 神経心理学演習12-5(2012.05.08)
L'utilisation des commentaires est désactivée pour cette note.
Commentaires