100124[bx1][mz3]WCSTやIGTの個人差←WMやpsychoticism
set-shiftingという認知的制御の一側面の個人差。
一方ではワーキングメモリという認知能力。
他方では精神病質という特性傾向。
100124[bx1][mz3]-1 cognitive control; set-shifting; extra-dimensional rule-shifting; reversal learning
Individual differences in cognitive control:
The role of psychoticism and working memory in set-shifting
健常成人(大学生,社会人含む)78名を参加者にした研究。
WCSTの"shifting efficacy"は,
高WM・低psychoticismで最も良好(低WM・高psychoticismで不良)。
IGTにはpsychoticismのみが関わる。
なお,EPQで測定された,特性としてのNeuroticismやExtraversionは
両課題ともそのパフォーマンスに影響していなかった。
*
けっこうシンプルな論文ではあるのですが,
内容的にも形式的にも,こういうのをもっとも志向している。
認知機能の個人差と,性格特性的なところのインタラクションという意味でも,
研究デザイン的な面でも。
*
British Journal of Psychologyは
(この間の Cognition & Emotion と同様に)
EBSCOhost(Business Source Premier)から行けるのですね。学内。
しかも制限/delayはない様子。
たまにはチェックしよう。
「 01. BRAIN 【脳】」カテゴリの記事
- 神経心理学演習12-10(2012.05.22)
- 神経心理学演習12-9(2012.05.22)
- 神経心理学演習12-6(2012.05.08)
- 神経心理学演習12-5(2012.05.08)
- 神経心理学演習12-08(2012.05.15)
「 02. MIND 【心】」カテゴリの記事
- 120724[mz1] Cogn. Ther. Res. 36-4(2012.07.24)
- 120514[mz1] Cogn. Ther. Res. 36-3(2012.05.14)
- 120506[mz1] Behav. Res. Ther. 50-06(2012.05.06)
- 120506[mz3] そういうWebサイトのプロフィール画像で赤い服の女性は…(2012.05.06)
- 120425[mz1] J.Behav.Ther.Exp.Psychiatry 43-3(2012.04.25)
「 03. ARTICLES 【篇】」カテゴリの記事
- 120724[mz1] Cogn. Ther. Res. 36-4(2012.07.24)
- 神経心理学演習12-10(2012.05.22)
- 神経心理学演習12-9(2012.05.22)
- 神経心理学演習12-6(2012.05.08)
- 神経心理学演習12-5(2012.05.08)
L'utilisation des commentaires est désactivée pour cette note.
Commentaires