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24 janv. 2010

100124[bx1][mz3]WCSTやIGTの個人差←WMやpsychoticism

set-shiftingという認知的制御の一側面の個人差。

一方ではワーキングメモリという認知能力。
他方では精神病質という特性傾向。

100124[bx1][mz3]-1 cognitive control; set-shifting; extra-dimensional rule-shifting; reversal learning
Individual differences in cognitive control:
The role of psychoticism and working memory in set-shifting

健常成人(大学生,社会人含む)78名を参加者にした研究。

WCSTの"shifting efficacy"は,
高WM・低psychoticismで最も良好(低WM・高psychoticismで不良)。

IGTにはpsychoticismのみが関わる。


なお,EPQで測定された,特性としてのNeuroticismやExtraversionは
両課題ともそのパフォーマンスに影響していなかった。


 *


けっこうシンプルな論文ではあるのですが,
内容的にも形式的にも,こういうのをもっとも志向している。
認知機能の個人差と,性格特性的なところのインタラクションという意味でも,
研究デザイン的な面でも。


 *


British Journal of Psychology
(この間の Cognition & Emotion と同様に)
EBSCOhost(Business Source Premier)から行けるのですね。学内。
しかも制限/delayはない様子。

たまにはチェックしよう。

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