100124[y][bx1]統合失調症患者とOFC損傷患者の「後悔ギャンブリング」

陽性症状の顕著な統合失調症患者とOFC損傷患者では
後悔しない。ネガティブな結果を予測しない。

100124[y][bx1]-2 schizophrenia; OFC; decision-making; Regret Gambling
Impaired decision making in schizophrenia and orbitofrontal cortex lesion patients

統合失調症者にはいくつかのサブグループがあってこのうち陽性症状の強い一群と
OFC損傷患者群のパフォーマンスが類似。
　→　この統合失調症の一群はOFC機能低下が示唆される。

後悔ギャンブリングって...
コンピュータ上で two "wheels" 呈示されて，
どちらかを選択する，ということが課せられる。
自分が選択しなかった方のwheelの結果（もしそちらを選んでいたらどうなっていたか）も示され，
自分が選択した方のwheelの結果よりもそちらが良かったら
「後悔」するだろうというしかけ。
（実際，対照群や陰性症状の統合失調群では「後悔」している自己評定をする）