100224[bx1] progressive associative phonagnosia
その声への親近感が失われたり,
誰の声なのか,わからなくなる。
100224[bx1]-1 phonagnosia; voice; person knowledge; face; prosopagnosia
Progressive associative phonagnosia: A neuropsychological analysis
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顔への親近感が失われたり,誰なのか特定できなくなる
視覚性の相貌失認prosopagnosiaの研究は多いけれど,
その聴覚バージョン,「声」の失認phonagnosia。
クラシカルなケーススタディのスタイルで。
いずれのケースも両側側頭葉(前方)の萎縮
Patient QR(behavioral variant frontotemporal dementia)
Patient KL(temporal variant frontotemporal lobar degeneration
with progressive right temporal lobe atrophy)。
変性性疾患で,atrophyが進行する点が"progressive"
(しかし,継時的変化をも検討しているわけではないが)。
知覚的な弁別やvocal emotionの弁別は良好なので,そういう意味で
連合型の"associative"。
QRは声にほぼ限定して,
KLは相貌失認を伴うphonagnosia。
*
こういうのを,意味のある「症例(事例)研究case study」というのだと思うわけです。
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