100302[mz1]「クラスターC」と羞恥関連
珍しいですし
せっかくですから,APA journalsのひとつから。
パーソナリティ障害傾向。
100302[mz1]-1 Cluster C personality disorders; APD; DPD; OCPD; shame
Shame aversion and shame-proneness in Cluster C personality disorders.
Journal of Abnormal Psychologyから。
クラスターCとは,
回避性パーソナリティ障害(APD),
依存性パーソナリティ障害(DPD),
強迫性パーソナリティ障害(OCPD)からなる,
パーソナリティ障害のクラスター。
これを大学生を対象に検討して★☆,
ポジティブ感情/ネガティブ感情(PANAS),
羞恥回避(shame aversion; ShARQ)
羞恥傾向(shame-proneness; TOSCA)
羞恥-痛み連合(shame-pain association; GNAT)
との関連がどうなのかを,
交互作用項も入れる系,階層的重回帰分析で分析。
↓
APDにもDPDにもOCPDにもいずれにも
羞恥関連の変数(特にShARQ,ついでTOSCA)が有意で,
またShARQ×TOSCAの交互作用項も有意。
DPDにいたっては
ShARQ×TOSCA×GNATの二次交互作用項も有意であった。
*
★APDやDPDをどうやって測定したのかが読んでもいまひとつはっきりしないんだよな~
☆しかし大学生対象に,この手のパーソナリティ「傾向」を研究できそうというのは発見。
*
この論文,今度わたすから読んでもらおうかねえ。
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