« 2010 委員会(PTA)_4 | Accueil | 自分すっかり一教員だなぁぁと思いましたよ »

18 mars 2010

NPJC100318

過半数の出席をみたので成立。

私を入れて5人のメンバーで構成されているので,
過半数,すなわち3人集まれば成立。

...成立までに時間を要した。

Recognition of facial emotion in nine individuals with bilateral amygdala damage

両側扁桃体損傷9例の表情認知について。

1994年の報告以降,あれこれのケーススタディが報告されているが
タスクがまちまちだったので統一してやってみよう,という趣旨。USAとUKの患者さんたち9例。

扁桃体→恐怖表情の認知障害,はそうなんですが,それ以外のネガティブ感情にも
認知の低下がみられる。
その一方で,幸福表情の認知は低下しない。

注意すべき点は,これらの表情認知課題の成績が低下しない患者さんが存在すること。


 *


内容はまあ古典的な知見なんで,
分析方法~統計手法を学びたいところだが,
よくわからない。

電気泳動みたいなグラフとか(Fig. 1)→見方はわかるがどうやって作るんだこれ。
normとパフォーマンスデータとの相関の値を算出して,それを群間で比較するとか。
その値をZ変換してANOVAするとか。
かとおもうとマンホイットニーのU検定とか(ノンパラ)。
高尚ですわね。
読む方の知識が試される感じ。


☆「ジョイスティック」使う?とか
☆表情認知そのものにも,カテゴリーごとにスピード違うんじゃね?とか
☆共感的になりやすい表情とそうじゃない表情があるよねとか
☆つまり表情を単に認知する側面と,それに対するリアクションとして生じる感情とかは別
☆表情の遷移,という興味深い研究の話とか
☆"happy"認知はじゃあ脳のどこでどのように?という話とか
 あれこれディスカッションする。


 *


そういう方々を対象にする可能性があるということで。
そういう可能性は大事にされたい。


 *


次回は一応4月8日の予定です。
関係諸氏はご承知おきくださいませ。

|

« 2010 委員会(PTA)_4 | Accueil | 自分すっかり一教員だなぁぁと思いましたよ »

01. BRAIN 【脳】」カテゴリの記事

03. ARTICLES 【篇】」カテゴリの記事

Commentaires

ご存じかもしれませんが,相関係数の群間比較については岩原信九郎先生の名著「教育と心理のための推計学」に載っています。
http://www.amazon.co.jp/dp/4821062046/

40年以上前の本ですけど,これ以上詳しい心理統計の和書は未だに見たことがありません(多変量解析は除く)。

Rédigé par: 知覚系の大学院生 | le 19 mars 2010 à 22:54

本文を読んだら,私がイメージしていたものと違っていました。
Fisherのz変換するのは,相関係数の標本分布の形が母相関係数によって違うので,単純に加算平均したものが母相関係数の推定値にならないからです。
下みたいな感じで母相関係数(ρ)によって,分布の形が異なります。
http://luna.cas.usf.edu/~mbrannic/files/regression/corr1.html#The%20sampling%20distribution%20of%20r

南風原先生の統計の本に詳しく書かれていたような気がするのですが手元に見つかりませんでした。

Rédigé par: 知覚系の大学院生 | le 19 mars 2010 à 23:43

詳解ありがとうございます。

関連して
そういや2年ほど前に,
友人にメールで尋ねられたことを思い出しました。
この論文のように,
個々の被験者の(コントロールとの)相関を求め→(z変換して)→平均,
といったことで。

そのときは他の手法を検討していて,
岡田先生のこのページ
http://web.kanazawa-u.ac.jp/~tokada/dl/dl.htm
にたどり着いたのですが。
ここでも岩原先生の「教育と心理のための推計学」が挙げられてました...

持ってないっす...

Rédigé par: m0ch1 | le 21 mars 2010 à 08:11

Poster un commentaire



(Ne sera pas visible avec le commentaire.)


Les commentaires sont modérés. Ils n'apparaitront pas sur ce weblog tant que l'auteur ne les aura pas approuvés.



TrackBack

URL TrackBack de cette note:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/27740/47844661

Voici les sites qui parlent de NPJC100318:

« 2010 委員会(PTA)_4 | Accueil | 自分すっかり一教員だなぁぁと思いましたよ »