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04 juin 2010

神経心理学演習10-13

水尻さん担当。

語の流暢性と高機能自閉症/アスペルガー(成人対象)。

Verbal fluency in adults with high functioning autism or Asperger syndrome

(高機能自閉症,アスペルガー障害成人における言語流暢性)


この研究では,高機能自閉症(HFA)とアスペルガー障害(AS)は峻別する立場。

意味流暢性は「動物」「職業professions」,
音韻流暢性は「K」「M」(←英語圏じゃなくてオランダ語です)

質的側面を検討するために,"clustering"と"switching"を評価。


HFA群では,健常対象群に比べて両意味流暢性課題およびM音韻流暢性課題で低下。
一方で
AS群では意味流暢性「職業」のみで低下がみられた。

「処理速度」という観点を導入するとHFAの「職業」のみで☆。

clusteringとswithingには3群間で差はなかった。


☆:先行研究で「AS児」には意味流暢性・音韻流暢性の低下が報告されている。
  が,成人では成績低下がみられない→なんらかの「学習」によって障害が軽減される可能性。
  ただし,「職業」は社会的要素を含むので,AS群でも苦手なのかも,という解釈。


 *


 ・ 高機能自閉症とアスペルガー障害をわけたいならば,
   意味流暢性「動物」を試みるといいことになりますね。
   音韻流暢性もすれば鬼に金棒。
 ・ 日本語で行う音韻流暢性については,こちらを参照。
   現場では「あ」「か」「し」が多いですが ... この演習には「明石さん」が実在します!
 ・ 流暢性については実演によってclusteringとswitchingの説明を。
   {ゴリラ,チンパンジー,ボノボ}→{マウス,ラット}→{スズメ}・・・
   {}がclustering,矢印の数がswitching。
   2人が評定する。
 ・ 「統計的パワー」に関するおちゃらけた雑談。国外の雑誌に投稿するときはがんばってね。

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