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24 juin 2010

思路ということ

その障害(機能低下)は
書字に(も)出現しうるの?

かの先生は,音連合Klangassoziationということの説明をされた
(オヤジギャグ,みたいな,とも)。


『精神症候学第2版』によれば(p.332),

「思路が疎locker(D)である,または連合弛緩Assoziationlockerrung(D)といい,
 話が飛躍(思考跳躍Gedankensprung)したり途中で省略されたりする」
とあり,


『フィッシュ臨床精神病理学(第3版)』によれば(p.55),

「思考の全般的方向がなく,連続する思考間の結びつきは偶然の,だが通常は
 了解可能な諸要因によるもののように見える。患者の会話は容易に外部刺激
 へと逸れ,また内部の表層的な連合によっても逸れる。思考の進行は,
 最初の牌の半分が次の牌の半分を決定するというドミノゲームにたとえる
 ことができる。思考の決定的な傾性が欠如しているため,一続きの観念の
 連合は,偶然の関係,あらゆる言語的連合(類語,頭韻など),音連合,
 諺,古来の格言,決まり文句によって決まる。」
とある。
これは,思路の障害のうちの,速度の障害に分類されている。


思路stream of thought
の障害,もしくは「機能低下」。


 *


高次脳機能障害としてその手の障害はありうるんだろうか?
直接的にも間接的にも,見聞きしたことはないように思われる。


そしてそれが口頭言語(語り)だけでなく,
文字言語(書き)にも現れるの?
なんと不思議なことでしょう。

謎。


他にも謎なことはあったけど,これがもっとも謎だった。

 *


あの場にいた何人の人が,
後に自ら調べたりしているだろうかは,
気になるところではある。

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06. CHORES 【働】」カテゴリの記事

Commentaires

早退が悔やまれます。

Rédigé par: 凸 | 24 juin 2010 22:29

残念だったね。
お大事に,です。

Rédigé par: m0ch1 | 24 juin 2010 23:05

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