100812[bx2]前島の活動を「バイオフィードバックで」
コントロールできるようになる。
anterior insulaのBOLD signal。
100812[bx2]-1 insula; real-time fMRI; self-regulation; aversive stimuli
Volitional Control of Anterior Insula Activity Modulates the Response to Aversive Stimuli.
A Real-Time Functional Magnetic Resonance Imaging Study
左前島(left anterior insula)のBOLD信号をリアルタイムにスキャナ内の
実験参加者呈示して,その活動量を自己制御できるようになる
(※「バイオフィードバック」のような感じ)
対照群2群(unspecific feedback, emotional imagery alone)との比較。
→このような左前島のフィードバックを受ける/自己制御するようになることで,
左前島の活動を上げると,IAPSの不快aversive刺激を,「より不快である」と評定した。
※賦活を「上げる」側にトレーニングしたかっこうになっているけれど,
「下げる」側にトレーニングしたほうが臨床的価値があるような気もする。
※とはいえ,そうそうreal-time fMRI環境が実現できるわけでもないでしょうから,
まだまだ先の話かなあ,臨床的応用。
※この研究は前島部だけれども,他の脳領域で同様のことをすることはなんら
難しくないように思われるので,いろんな機能を特定の脳領域の活動で
バイオフィードバックして調整することは,話としてはシンプルに,可能かしら。
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