100821[bx1]左弓状束（白質）よりも左縁上回下部（灰白質）かも

復唱障害の神経基盤。

100822[bx1]-1 speech repetition; conduction aphasia; supramarginal gyrus
Impaired Speech Repetition and Left Parietal Lobe Damage

古典的には，復唱障害（や伝導性失語）を引き起こす損傷部位は
左半球皮質下白質の弓状束と関連づけられている。

この研究では，45例の脳卒中患者の病変部位と失語症状（復唱成績）によって検討された。

lesion-behavior mappingでは
たしかに左弓状束（の後半），左縁上回下部の白質が復唱障害と関連づけられるが，
perfusion-weighted MRIでは
左縁上回（皮質）の'frank damage' or hypoperfusionと復唱障害の関連が明らかとなった。
（加えて，左TPJも）

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J Neurosci には珍しい，失語関連の論文。