第34回日本神経心理学会総会第2日
途中まででしたが。
(9.11追記)
今日もほぼ開始時刻に,出勤!(気分だけ京大の先生という感じでね)
C会場2C-05まで。
※"conflict of intentions(意図の抗争)"は流行なんですか??
私には,それでどうして「行為が開始される前に逡巡」することになるのか
よくわからないんですが...拮抗失行的にならないのは,何かそれを押しとどめる
上位の制御システムを想定しないといけないような気がしていて,そうだとすると
左半球意図 vs. 右半球意図 というシンプルな図式ではうまくいかないように思えますが。
その後B会場に。
2B-06から2B-10まで。
※2B-10。「対面する検査者の左右判断は低下する」を身体部位(足)メンタルローテーションで
検討されていた。...が,180度の成績はちょっといいんですよね??
あと,135°などにするともっと成績が低下するかも,というのは
臨床的にも検討できるから興味深いです。
そのままB会場で,教育セミナー3。
「私はなぜこの身体なのか―体外離脱体験の精神病理学と神経心理学」
深尾先生。
昨日に引き続きOBEのお話。
司会の田中先生が上手に導入してくださったように,
Blanke的なのとは「トンネルを別の場所から掘る」ようなお話しを。
これまた興味深く拝聴しました。
(だって「精神病理学」ファンな私としては,そりゃもうね)
てんかんにおけるOBEとか,だけではなくって
「解離症状」や「統合の障碍としての」OBE,という話。
「防衛機制としての自己への転嫁現象transitivism」という話,とか。
※この学会なのだから,カイリと聞くと(二重)乖離のそれと勘違いされないだろうか。
※「自己意識についての科学的研究の進展のためには,
精神病理学と神経心理学の協力と融合が改めて必要とされる」という抄録のお言葉に
しびれました~
※あまり学風ということに詳しくないのだが,なんとなく京都大学的な雰囲気でした。
*
お昼。
に行く前に,大学生が中学生に見えるという話を。あんなもんですよ。たしかに元気だが。
10年以上のおつきあいのおふたりと一緒に,
ここで
カレーを食す。
いい雰囲気を保っておられる。
※がしかし店内の謎な張り紙(笑) そして絶対,写真は撮れません!
*
戻って来て,ポスターをすべて「眺めさせて」いただいて。
ちょっと早めに,京大から「退勤」。
(早めに戻る用件ができてしまいまして)
*
今回もまたあれこれと有意義に過ごしてまいりました。
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Commentaires
来年度,第35回は藤田郁代会長のもと,
2011年9月15日(木)・16日(金)
栃木県総合文化センター(宇都宮)
で開催されます。
Rédigé par: mochi | 13 sept. 2010 10:12
会長・副会長からお手紙届いてました。
参加者は,591名だったとのこと。
Rédigé par: m0ch1 | 25 sept. 2010 10:07