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09 nov. 2010

平成23年度卒論折衝第一号案件

今期初であります。

某領域某先生からのご指名「リファー」で先生にもお話を,
という流れでやって来られた。
話を聞いてみたら,某領域の別の先生ともお話ししているらしい。
早くから動いてみるのはよいことだ。


 *


比較的よく取り上げられるテーマで,
関連する卒論なら私のところで5本ほどある A という
テーマというかキーワードというかを持ってこられた。
たしかに,そのテーマでしたら「そちらの領域」でも「こちらの領域」でも。
切り口をどうするかによって決めたいところがある。

「こちらの領域」的にするならば,
<なぜ?>メインか,
<どうしたら?>メインか。
どちらでもいけそう。

そして,
実験でいこうと思えばできるし,質問紙調査でいこうと思えばそれも可能。


難しいところは,
関連する研究がたくさんあって,
オリジナリティをどう出していくかというところだ。
自分の関心の源をよく確認するといい。
ふだんの場面もよく思い返すといい。

お話ししながら,A を含めてキーワードを4~5つ挙げてみた。
さらに,「こんなのあるよ」論文1本を発掘してコピーをさしあげました。

それをみながら,もうひとつ思いついたことも申し上げました。
 ↓
あるふたつの特性の高低でよく議論されることについて,
状況による左右されやすさ
というのはないのだろうか。
つまり,欲求も状況に応じて出たり引っ込んだりしないんだろうか,ということ。
でそれに応じて A も上がったり下がったりするのかな?


 *


まだ時間があるから,ゆっくりお考えになるといいでしょう。

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