平成23年度卒論折衝第五号案件
テンション高めに
やって来られました。
もう残り1週間を切っているわけで,
テーマ的にはだいぶ固めておられるもよう。
私が4人目か5人目らしい。
KということをLとして用いること,に関してあれこれ。
(ご本人はそれをするのだそうです)
Kそのものの心理学研究はそれなりにあると思われ(あの先生のところのあの人,とか),
Lそのものもむちゃくちゃたくさんの研究があるだろうが,
「KをLとして用いることで個人内でのなんらかの効果がある」だろう
という視点が新しいところか。
たしかに。
しかし,
「なぜ」そうしようとするのか。
「どういう内容はOKで,どういう内容はNG」というコンテンツの選別はあるのかないのか。
「どういう人が」それをしやすい/しにくいのか。
「どういう状況で」それをするんだろうか。
...個人差や状況要因を考えてみるのがひとつ。
それから,
相手が必要(リアクションがないと効果はない)なので,
その相手がどうであるかもほんとのところは考えないとねぇ
相手はそのLをどう感じるだろうか,というところにも個人差はある(だろう)。
相手の抱えているコンテンツ次第によっては,裏目に
...「対人」にまつわる事柄がふたつめ。
最後に,
なんらかのコンテンツをK化するというプロセスは,言ってみれば自己隠蔽ですから,
短期的/長期的,あるいは,表面的/深層的にみたときに,
「効果」が異なる可能性もある。
もしかしたら両値的・両義的かもしれない。
そしてそれは程度問題かもしれない。
そのような「K化してLする」行いは,なんらかの身体的反応を生じているかもしれない。
...という点はどうしましょ?
40分程度だったかと思いますが,お話ししながら思いつくことをツラツラと喋りました。
*
「先生がたのお考えの違い」で,そこにまた迷うところがあるようで。
好きにしたらいいんだよ!
みたいなことを申し上げました。
こちらだって,
残りの期間(11月末日)までにまだ相談のお申し込みがあるかもないかもわからないし。
好きにさせていただきますよ!
(どうなるかはフタを開けてみないとわからない)
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