10神経心理学-12
めくるめく認知神経心理学ワールドへ突入する。
失語→失読・失書へ。
まあでもその前に,失語症検査の説明。
SLTA
SLTA-ST(「まんがの説明」してもらった)
Token Test(「新日本版トークンテスト」,販売されていること知ってました?)
...いまサイトをみたら TT って略号化されているらしいが。少々泣き顔に見えなくもない。
※"CADL"の説明もほんとはもうちょっとしないとね。
言語聴覚療法についても少々解説。
で,認知神経心理学的なモデルに話を移していく。
「音韻」と「語彙」と「意味」の関係とか。
「入力語彙」と「出力語彙」のこととか。
※ キョソ を例に挙げましたが(タイムリー),
音韻と語彙が結びつかないひと(「入力語彙」が存在しないひと)多数,
そして語彙が存在しても意味に到達しない...よねやっぱりね。
この流れで失読失書に突入。
まずは(そういう視点からはいささかシンプルに過ぎる)臨床神経学的分類を。
ただし,漢字とかなの失書の乖離は興味を持ってもらえたようです。
(目を閉じて,ご自分の名前と私の名字を漢字とひらがなで書いてもらったり☆)
(もちずき,じゃありませんよ餅好きじゃ)
で,
認知神経心理学的な,表層性/音韻性/深層性バナシを。
「落葉松」など“熟字訓”読めるか?
※ 読み間違いの例として 小豆 → 「ちーまめ」 と読んだらかわいいがられた。
ヨットの綴りは?
などのテストをして脅かしたりしてから。
表層性失読の規則語/不規則語/非語の成績の違いのあたりで
時間切れ。次回送り(織り込み済み)。
*
コメントカード。
「わからなかった」(ことをこっそり告白)
落葉松(4),案山子(4),百足(3),西瓜(1)(西瓜と南瓜混乱(1))←本当にあとは読めたんだろうな!
・
yacht(5)
「☆(ご自分の名前と私の名前を,漢字とひらがなで)」
...なんか,並べて書くと
恋のはじまりみたいですねぇ~照れくさいです。
「まんがの続き」↓
「授業のこと」
・先生の授業は“丁度いい”程度に学生を巻き込んでいる感じで,好きです。
そいつはどうもあざーっす。
私も,巻き込みすぎたくはないのです。
関わりたいひとと,ほっといてほしいひとがいることは承知してます。
*
実はこの回が,出席者数最多でした。配布資料が足りなかったかもしれない...
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