「うちらのこと好きなんでしょう?」
→テストを簡単にしてね
攻撃に見舞われました本日。
面白いので「こちらにも」書いておこう。
・まず第一の問題点は,私が君らに好意を持っている,と無前提に決めつけていることだ。
根拠が不足している。
・第二に,仮に好きであったとしても,
それを理由に試験を簡単にする道理が立たない。
なぜなら,「好きでない子」も試験を受ける可能性があるからだ。
論理的に考えて,好きな子だけに試験を易しくすることができず,
好きでない子にもサービスしちゃうことになるからだ。
・第三に,そういうお願いをするときに,「うちら」(←複数形)とするのは問題だ。
発言者はなぜ「私のことが」と言わなかったのだろうか?
「好きの総量」が決まっているとして,
その効果が人数分減ってしまう(頭割りになる)とは考えつかなかったのであろうか。
(ちなみに,4人の女子学生集団であった)
・第四に,これは一種の一方的な拘束のコトバだからだ。
好きと答えても,
好きじゃないと答えても,
どちらにころんでも,問題にしようと思えば問題にできてしまう。
以上のような考察の結果,
ご提案の件は却下であります。
*
でも,それを直接私に言ってみる
度胸(なのか遠慮のなさなのかつい溢れだした何かなのかは知らないが),
そういうところは,好きです。
だって
「好きなんでしょう?」なんてセリフ,
拘束のコトバを投げかけられたのなんて
シチュエーションを度外視しても,
久しぶりなんですもん。
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