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26 avr. 2011

神経心理学演習11-03&04

奥義をあますところなく伝授した。

2限。

最初に,担当回をアミダによって厳正に決め,
読んでいただく論文(を決めてきた人には)を記入してもらった
その結果 → このように
 ※ 私がほとんど読んだことのない論文ばかりで,きっと勉強になるだろうなあ~

その後,我が国における業界の二大専門誌『神経心理学』『高次脳機能研究』
2010年に刊行された各4号計8号分の目次を通覧し,この領域の特徴を説明する
(case studyがあるってことね)

続いて,研究デザインの話(これはこの業界に限らず,心理学全般に通ずる話)。

奥義その1)
研究デザインを学習することの3つのメリット。
...ここでは教えてさしあげることはできないけれど;奥義ですから。

誰も教えてはくれないようなので,私が教えました。


3限。

英語論文を2本お渡しして,それを解読するという作業。

グループスタディの例として。
"Personal neglect—A disorder of body representation?"
 (※こちらに書いたやつ

ケーススタディの例として。
"Density, connectedness and attentional capture in hierarchical patterns: Evidence from simultanagnosia"

(たまたまの最新の両誌からピックアップしただけで,コンテンツが問題じゃなく)

英語論文をいかに読むか。(これもこの業界に限らず,心理学全般に通ずる話)。

奥義その2)
時間がないわれらはいかに論文を斜読するか。
...やっぱりここでは教えてさしあげることはできないけれど;奥義ですから。

私ががっつり論文を隅々読むのが,年間で何パーセントくらいかをお知らせしたら,
びっくりされました。
だってさあ,時間ないよやっぱり。悠長に読んでなんていられませんて。


少し時間があったので,ほんのついでに,受講生諸君の英語力を試してみた(笑)


 *


お得な2コマだったと,私は思うんだけどな。


 *


私の本演習における先生(役)は今回で終了で,次回からは諸君が先生。

しっかり教えてくださいよ(笑)
ガラの悪い「生徒」(役)がおりますので。

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