« 110613[y] 神経性無食欲症(制限型)と肥満と表情認知 | Accueil | 神経心理学演習11-16 »

14 juin 2011

神経心理学演習11-15

身体シリーズ(その1)

林くん担当。

Selective impairment of self body-parts processing in right brain-damaged patients

ここでピックアップした論文でした。

Fig.2.で,有意ではないにせよG1-bodyで,selfの方がotherにくらべ
エラー率が多くなっているという指摘が...

また,本人の抱いている身体イメージによっては,self-advantage効果が小さい人もいるかも?
よく鏡とか見ている人は,self-advantage効果が大きいかも?
そのあたりの個人差も,ちょっと気になったようでした。


 *


自分のパーツ,とりわけ腕や脚なんてわかるのだろうか...
という当然の疑問。
でも,「見慣れているから」仮説も成立するので,
自己の身体パーツではない身の回りのものとかでやってみるのはありかもしれない。


 *


また,たとえばこれを,
神経心理学っぽくやらないとどうなるかのあれこれをディスカッション。

 1) 母子。お母さんのパーツを,子どもはいつからわかるようになるか。

 2) 友人のパーツを刺激として。これで"friend advantage"がみられないと...

 3) 教員のパーツを刺激として。学生が。お気に入りの"teacher advantage"はあるか?
   (教員の視点からすると,あったらあったでこわい)

 4) 学生のパーツを刺激として,教員が。 ←ハラスメントですかねやっぱり,ということになる。。

|

« 110613[y] 神経性無食欲症(制限型)と肥満と表情認知 | Accueil | 神経心理学演習11-16 »

01. BRAIN 【脳】」カテゴリの記事

04. NOTES-as-LECTURER 【講】」カテゴリの記事

03. ARTICLES 【篇】」カテゴリの記事

Commentaires

L'utilisation des commentaires est désactivée pour cette note.

TrackBack


Voici les sites qui parlent de: 神経心理学演習11-15:

« 110613[y] 神経性無食欲症(制限型)と肥満と表情認知 | Accueil | 神経心理学演習11-16 »