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06 sept. 2011

参考図書を参考にする(1)

某所より「参考図書」として挙げられたこの本を読了。

トリセツ。

仲正昌樹(2011)『改訂版〈学問〉の取扱説明書


参考にさせていただけそうな箇所を引用しておきまする:


…完全に切り離すことはできないと思いますが、少なくとも両者の間には一定の
緊張関係があり、「理論」をそのまま「実践」に応用することはできませんし、
「実践」から自然と「理論」が導き出されてくるわけでもありません。
(…)
本人は、自分は「現場」「現実」を身をもって知っているので、それを研究に
生かしているというつもりなのでしょうが、論文というのは既成の学問の知見に
何か新しいものをプラスするため、仮説を立て、論文全体をとおしてそれを証明する
ということをやるものです。仮説というのはその学問の既成の諸学説の誤りを
指摘するものや、それまで死角に入っていて欠如していたことを補完するもののことです。
後者の場合でも、なぜその分野が自分の論文をとおして新たな領域へ拡張する必要が
あるのか証明をしなければならない。「現実においてこういう戦いがなされている。
私は、その戦いの現場にいて観察した」と言うだけでは、どこにも証明すべき「仮説」が
ありません。…
(pp. 268-269)


 *


活動(実践)と研究(理論)の緊張関係ねぇ。

どこかでよく聞く話だわい。

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