110907[mz1] Behav. Res. Ther. 49-10

4本ひっかかりました。

110907[mz1]-1 social anxiety; negative self-images
Social anxiety and the effects of negative self-imagery
on emotion, cognition, and post-event processing

社交不安とネガティブな自己イメージ。
ネガティブな自己イメージを抱かせて／統制的な自己イメージを抱かせて
スピーチさせた直後の不安やパフォーマンスの評価，また24時間後にPEPを。
→社交不安の高低にかかわらず，ネガティブ自己イメージ教示群は
　　不安が高い・自己焦点的・ネガティブな思考・パフォーマンスを悪く評価・PEPも
→→（低社交不安者も同様にだったので）ネガティブな自己イメージが社交不安のモトになっている。

110907[mz1]-2 social anxiety; safety behaviours
Differential effects of safety behaviour subtypes in social anxiety disorder

社交不安の「安全行動」の因子分析→「回避」と「印象操作」の2因子。
大学生サンプル（研究1）でも，患者サンプル（研究2）でも同様に。
また，「回避」安全行動は状態不安を上げネガティブな反応を上げる，など。

110907[mz1]-3 TAF; OCD
The effects of familiarity on thought–action fusion

思考行為混同TAFの実験的検討。「 近親者 or 見ず知らずの他人 がガンと診断された」
というシナリオで，neutralizationやestimate of likelihood，moral wrongnessを評価。
→（moral wrongnessを除いて）近親者のシナリオにおいてdistressを喚起されneutralizeしたくなる。

110907[mz1]-4 depression; experiential avoidance; negative affect
Depressive symptoms predict inflexibly high levels of experiential avoidance
in response to daily negative affect: A daily diary study

抑うつと経験回避（とネガティブ感情），を日誌法で。
→抑うつ度が高いと全般的に経験回避を用いる。
　ネガティブ感情を喚起する出来事がないその日に（次の日ではなく），
　高抑うつ群／低抑うつ群の間に経験回避の差が生じる。