研究室研究会(院11-13+卒論11-12)111013
来週水曜日の予演と,
こんなこと考えているというお話をみなで鍛錬。
■ 卒論中間発表会予演
・ 今年は2人いるのですが,おひとり風邪でダウンされまして,おひとりを1時間。
・ ひとまず直後に,スライドの最後を「消去」させる;研究室の伝統的しきたりである。
・ その後熱烈な院生諸氏による「ご指導」を賜る。
・ ていうか,そこにはなかった「結果の予測」をホワイトボードに書きはじめたり…
(→良いご指導)
・ 条件の「名称」について論議;「統制条件」ではないことについて。
・ 入れるべきところあり,したがってどこかを削らねばならず。
■ ワーキングメモリ容量と反すうが実行機能に及ぼす影響
・ モデルに基づいて。以下の論文を下敷きに:
Understanding depressive rumination from a cognitive science perspective:
The impaired disengagement hypothesis
(※そういうの久しぶりじゃないだろうか)
・ 抑うつ的反すう(depressive rumination)ってなんだ??からはじまり,
あれやこれやのディスカッション
・ 「ポジティブな」反すうはどんなことになるんでしょう?
・ 逆向きの矢印ねなるほどねぇ
・ 実験デザイン的な議論ができて優秀である;
誘導はどうすればいいのかはけっこう考えなくてはいけない
・ 下線の引かれた「仮説」部分は2段階で検証すべきかしら。
そして描かれるモデルにも「その箱」を入れてください。
・ 広げすぎず,というのが指導教員的意見である。
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Commentaires
PubMed様に"depressive rumination"のおうかがいをたててみると
38件ヒットし,一番最初のは
J Pers. 2005 Feb;73(1):183-225.
Forgivingness, vengeful rumination, and affective traits.
Berry JW, Worthington EL Jr, O'Connor LE, Parrott L 3rd, Wade NG.
( http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1467-6494.2004.00308.x/abstract )
でありました。
"negative rumination"で検索すると8件であり,
数からいうと"depressive rumination"の方がメジャーなんだ。
へえ。
なお,「抑うつ的反すうとネガティブな反すうが抑うつに及ぼす影響の比較」
という論文もありました
( http://www.jstage.jst.go.jp/article/personality/19/3/19_270/_article/-char/ja )
読まんとな。
いずれにせよ,この論文のタイトルからも
異なる 反すう であることは間違いないようですね。
Rédigé par: m0ch1 | 14 oct. 2011 23:16