111128[mz3] "romantic revenge"
復讐には costs & benefits がある。
111128[mz3]-1 romantic revenge; vengefulness; HEXACO
Predicting appraisals of romantic revenge:
The roles of Honesty–Humility, Agreeableness, and vengefulness
恋愛関係にある相手が何かを「やらかした」ときに,
なんらかの復讐/報復/仕返しを行うことには,
関係を改善するベネフィットもあるかもしれないし,
関係を破壊するコストも生じるかもしれない。
復讐することにについて,人はどのような判断を下すだろうか。
HEXACOと呼ばれる6因子のパーソナリティモデルの
どの因子と関連するか。
→ Honesty-Humility(正直-謙虚)が低いと,
復讐のベネフィットを評価しているときに,復讐をより望ましいものと考え,
復讐のコストを評価しているときに,復讐を望ましくないものと考える。
→ (Honesty-Humilityより影響力が弱いが)
Agreeableness(協調性)が低いと,
復讐のベネフィットを評価しているときに,復讐を望ましいものと考える
(コスト評価のほうには影響しない)
そしてまた,
vengefulness(復讐心/執念深さ)は,Honesty-Humility, Agreeablenessを
コントロールした後も,コスト/ベネフィットの指標を有意に予測する。
*
リベンジするときには,よくコストとベネフィットを考えましょうね;
特にそういうパーソナリティの人は。
...いやむしろ,相手にリベンジされそうな機会が発生してしまったら,
その相手のパーソナリティ(上記3つのパーソナリティ特性)をよく考えましょうね,
かもしれない。
「 02. MIND 【心】」カテゴリの記事
- 120724[mz1] Cogn. Ther. Res. 36-4(2012.07.24)
- 120514[mz1] Cogn. Ther. Res. 36-3(2012.05.14)
- 120506[mz1] Behav. Res. Ther. 50-06(2012.05.06)
- 120506[mz3] そういうWebサイトのプロフィール画像で赤い服の女性は…(2012.05.06)
- 120425[mz1] J.Behav.Ther.Exp.Psychiatry 43-3(2012.04.25)
「 03. ARTICLES 【篇】」カテゴリの記事
- 120724[mz1] Cogn. Ther. Res. 36-4(2012.07.24)
- 神経心理学演習12-10(2012.05.22)
- 神経心理学演習12-9(2012.05.22)
- 神経心理学演習12-6(2012.05.08)
- 神経心理学演習12-5(2012.05.08)
「 03XY. MEN-and/or-WOMEN 【男女】」カテゴリの記事
- 120506[mz3] そういうWebサイトのプロフィール画像で赤い服の女性は…(2012.05.06)
- 120331[mz3] "Hungry for love"(2012.03.31)
- 120331[mz3] なぜ赤いシャツの女性は…(2012.03.31)
- 120226[mz3] J. Exp. Soc. Psychol. 48-2(2012.02.26)
- 111128[mz3] "romantic revenge"(2011.11.28)
L'utilisation des commentaires est désactivée pour cette note.
Commentaires