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12 nov. 2011

第35回日本高次脳機能障害学会(第2日)

名前を呼ばれたりした。2回も。

■ 2D-1 & 2(前半)

・そりゃあもう昔からこのセッションはね,欠かせません。とくに「映像」。
・今回は「行為制御」障害が多かったようだ。
・2度も演題中に名前を呼ばれるとは(もちろん呼び捨てで笑)…光栄であります。


■ ポスター会場

・2会場を歩いて巡る。
・広島のおふたりにごあいさつだけ。
 「久しぶり感がしない」って言われました。そりゃそうですな。私も,特にセンセのほうは。


■ 2B(1題だけ)


その後会場を抜け出して早お昼(朝ご飯を食べてなかった),
そして会場隣の錦江湾沿いの「1周3.3kmのウォーキングコース」をほぼ1周ウォークする。
・桜島,頭が雲の中だった。
・隣に「潜水艦」のような形のものが見えていたけどありゃ潜水艦なんだろうか?


■ 特別講演Ⅱ:「前頭前野とワーキングメモリ」

・苧阪直行先生のご講演。
・「リーディングスパン」って実は今までどうやって測定するのか知らなかったのですが,
 今回初めて教えていただきました…不勉強ですみません。
・『オーバーフローする脳―ワーキングメモリの限界への挑戦』を紹介されてました。
・わかりやすくお話いただいたわけですが,お時間のほうがオーバーフロー…


■ 教育講演7:「失語症と観念失行」

・(この時間帯の同時間帯進行の3講演は最後までどれに行こうか悩ましかった)
・途中からお話をうかがうことになってしまった。
・「失語症者に道具の視覚的認知,使用法の理解,実際の使用ができるかを検討したが,
 観念失行であっても道具の認知,理解は可能であった。
 また,検査場面で道具使用を誤っても日常生活ではうまく使えることもあった。
 これらのことから,観念失行例は道具の認知とその使用のプログラムは保たれているが,
 道具使用のプログラムが正しくセットされるかが問題であると考えられた。」
  →【観念失行=道具使用障害】論からの観点ですね;
   でもこれらの特徴を観念運動失行とみなす人たちもいるでしょうね。
・「前頭前野の機能の障害が複数物品の使用障害を招いていると考えられた。」
  →【観念失行=複数物品系列使用障害】論からの観点ですね;
   動作写真の「並べ替え」でも誤りがみられるようなのですが,
   失行症の定義からすると,これは「認知」の障害ともみなせるので失行症じゃない,
   という説明も成り立ってしまう。
・調理訓練のお話が印象的でした。
※まだまだ,謎だらけの魅惑的な領域です。「行為」関連。


学会参加はここまで。
みっちりスケジュールでした!自分も,プログラム自体も!

お土産お買い物などしていったんホテルに戻り荷物をピックアップして
鹿児島中央駅→空港行きバスに乗ったのが17時過ぎ。

空港で「足湯」など。

ANA630(19時25分)に乗り,羽田へ
 →モノレール・京浜東北線・TX
  →23時過ぎにようやくつくばっく。
   

 

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