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01 déc. 2011

神経心理学11-02

解剖のこと。

もちろん,『脳単』のお世話になり,
回とか溝とか葉とか。


そしてBrodmannのこととか。


最後に,座標を少々
(例として,以下の論文のFigureをお見せしたり)

The Neural Sociometer: Brain Mechanisms Underlying State Self-esteem

Guilt-Specific Processing in the Prefrontal Cortex

Personality Is Reflected in the Brain's Intrinsic Functional Architecture

これらを呈示するのはもちろん,座標のことを説明する目的以外に,
心理学とちゃんと関連しているんだよということの例示というもうひとつの目的もある。
だからなるべくフレッシュなのを,毎回みつくろう。


途中でPCを落下させ,妙な反応をしてしまった。


この後の話では,授業中に細かく解剖の箇所を参照することは多くはないので,
各自興味を持たれたら,これらのことを思い出すのだ。


(なおこの回に配布したプリントは,WEBのほうにはアップしない)


 *


・「脳の構造がわかった。」
 →すごいなあ…私はいまだに十分にはわかっていないんだけど。

・「Brodmannの脳地図の番号のふり方が我慢ならないと思いました。
 なぜ終わったときに並べなおさなかったのかと小一時間問い質したいです。」
 →まあな~
  だがしかし実は番号と場所を対応させるのに,離れていた方が覚えやすかったりするのかも。

・「歳をとるにつれて脳みそはしわしわになっていくと言うけれど,しわ=溝なのだろうか。
 だとしたら「年寄り前溝」とかあってもいいかもなあと思った。」
 →溝が「開いてくる」ことはあると思うけど。「年寄り前溝」じゃ,年寄りになったら消えそうだが笑

・「自分の頭の中に"前島"さんがいることに驚きました。」
 →いるんですよね。"anterior insula"さん。

・「今やもう寝ても遅刻しても罪悪感を感じません。(授業では)
 これは脳のせいなんですかね。きっと私の性格のせいではないですよね。」
 →状況や入学後の経験がきみをそうさせた,のでしょう。
  こういうの外的帰属っていう感じがするが,よく考えると頭の中だから内的帰属?
  面白い話題だ。

・「先生の悲鳴がかわいらしかった。」(♀)
 「先生の驚いた声はかわいいですね」(♂)
 →あきらかに常にかわいいと思うんだけど。どうだろう。

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