神経心理学11-10
長期記憶のほう。
エピソード記憶,意味記憶,手続き記憶。
(他のところに比べて)見せる絵がいまいち…なので取捨選択ができず
結局多めになってしまうという矛盾を,相変わらずかかえている。
H.M.の話はきっと他の授業でもされていそうだが,やっぱりここでも出てきます。
自伝的記憶インタビュー項目を問うてみたり(「クリスマスはどこで誰と過ごしましたか」?),
社会的出来事検査もしてみたり。
解離性健忘のことや記憶錯誤(paramnesia)の話がお好きみたいですね。やっぱり。
*
・「菅野美穂」…【間脳】の話をしたんでつい口走ってしまい。
「菅野美穂はすごくかわいいですね。チオビタのCMとか。あと,YouTubeに
菅野美穂のNGシーン(くしゃみ)という動画があってめちゃくちゃかわいいですよ。
やっぱり菅野美穂はすっぴんがいちばんいいと私は思います」
→ちなみに女子学生のご意見。これっすね。
なお,菅野美穂だけを好きなわけではない。
・「健忘」という風になぜいうのか不思議に思いました。
なぜ,問題が起こっているのに「健」という字を使うのでしょうか?
→それは私も昔同じように思いました。
<よく・はなはだ>忘れる,という意味で< >の部分に 健 という字があてられている。
もちろん健康の健ではない。
・「空想作話というのは,記憶鎖誤の一種であるため,誰かをダマそうという悪い意志が
なくても,自分から勝手に話すような状態を言うのであって,普通に作り話をする時には
記憶鎖誤とは違うんですよね?」
→そう理解していいと思います。「悪い意志」はなくても作話。
あと,「鎖」誤ではなく「錯」誤です。錯語?!
・「外的補助に頼りきって生きている自分って…。と思った1時間でした。」
→あ~あ。
でも人のこと全然言えない。
何かを頭の中に覚えておかなくちゃという意欲そのものが,年を取るごとに減る。
・(カテゴリー特異性の意味記憶障害の話をしたため)
「身体部位,楽器は変なカテゴリー」。
→そう覚えておくといいでしょうね。
でもどうして身体部位は非生物カテゴリー的,楽器は生物カテゴリー的かを
考えてみるのも面白いでしょう。
・「先生が忘れたものは…弁当でした!…っけ?」
→ブー。語頭音はあっているけれど,正解は「ベルト」でした。
他の誤答には「ネクタイ」。
→→多くの人は記憶テスト(授業という干渉後の遅延再生)合格。
・「ベルト,今日私も忘れたんです(笑)」
→ほう!気が合いますね。
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