研究室研究会(卒論12-5)120416
「ゼミ」って呼びたいらしい。
久しぶりで,みんな喋りたいことがたくさんあったらしく,
13時から16時30分頃まで,3時間半の長丁場でありました。
*
・今学期,月曜日12時30分(これまでと同様)
予備日は水曜日→(5/14・5/21は月曜日に行わず,5/16,5/23の予定)
・「ハンドブック」おわたし
・5月30日が構想発表会
以上の報告伝達事項のあとに。
■ 3本読みましたぜ。
解説ならびに発表者の「考えたこと」(手帳に記されていた)
・ 対人場面におけるあいまいさへの非寛容と特性的対人ストレスコーピングおよび精神的健康の関連性
・ 青年期の交友関係における同調と心理的距離
・ 現代大学生の「ふれ合い恐怖的心性」と友人関係の関連についての考察
・ IIAにいくつかタイプがあるのではないか?
・ 「現代」青年ていうのは,第二論文はたしかに私その当時「現代」青年でしたし,
第三論文は10年前の「現代」大学生であることを確認→「現代」っていうといずれは過去になる。
ほんとの2012年現代にどの程度当てはまるだろうかという視点が成立する。
・ テーマが,なんか私が最近考えていて木1フレセミで喋ろうとしていることと
かぶるところがいくつかあった→「引用文献」つきで喋ることができる。サンキュー(笑)
・ 次回は英語論文だって。
・ ところで午前4時くらいになると, ふ れ あ あ が出現するらしい。
■ 声の魅力ステレオタイプ
春休み中に一度会いましたが,その続編的位置づけ。
・ The vocal attractiveness stereotype: Replication and elaboration
・ 魅力度評定,パーソナリティ評定をするのだが,「声」,「顔」,「声+顔」で。
・ 声の魅力は神経症傾向と正の,協調性と負の相関(?!),
顔の魅力は外向性と正の,勤勉性と負の相関
・ 交互作用はある
・ 親密性との絡み。
・ 日本ではどうでしょうね。
・ 実際やるとして,録画されて後に評定されることに協力できるかどうか。
…「顔」を魅力度評定されるのはイヤだよね,でも「声」はいいよね(許容範囲),
というのもなんらかの理由があるのでしょう。興味深い。
魅力度評定抜きでも成立するか。
・ 単純な興味で,声と顔のマッチングはどのくらいできるだろうか,また
マッチングされやすい人とされにくい人がいるだろうが,その違いはどこから生じるのか。
・ 声には,「しゃべり方」要素が不可避に混ざってくるがどうするか。
■ 「★春休み中にかなり方向転換してしまいました」
ああそう。これって「代替思考」なんじゃないか,と思って笑
解説ならびに発表者の「考えたこと」(レジュメに記されていた)
・ The rebound effect in the unsuccessful suppression of worrisome thoughts
・ 望まない思考の抑制と代替思考の効果
・ 抑制スタイルが抑制の逆説的効果の生起に及ぼす影響
・ 心配症者にとって効果的なdistracterとは???
・ 代替思考の種類による影響
・ 抑制スタイル,とりわけ「受動的」抑制スタイル
・ ところで心配症者は普段から代替思考を用いやすいのかどうか。
心配に対するメタ認知的信念との関連は?
・ 日常的にどんな代替思考を用いているのか → 予備調査に入りましょうか。
・ 心配と代替思考。
・ 彼女らに適度に「心配」の種を蒔くのが,むしろ指導教員のお役目でありますね…
■ 「なぜ自分の能力が最大限発揮できない??」
本を読んでおられるのです。
・ 分析による麻痺
・ ステレオタイプ(偏見)による失敗の改善策
・ 意識してしまうことによる失敗の改善策
・ ステレオタイプは少ないかも,に対する反撃。
・ あの装置あの仕掛けを用いるには,反復呈示しうるタスクを考えること。
・ 時間的展望というか見通しというかを付与する。
→予期させて/意識させてプレッシャーを与えたことにならないといいけれど。
*
拡げるだけ拡げてもらったら,
あとは(構想発表会用に)A4一枚に「圧縮編集」する作業になるわけです。
このときのポイントは,
「しかし」→「そこで」
上手に,「しかし」へ持ち込むことであります。
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